4月13日は喫茶店の日なので、喫茶店とカフェの違いについて調べてみた
何気なくTLを眺めていたら、今日は「喫茶店の日」だというtweetが流れてきました。
1888年の4月13日に東京・上野で日本初の喫茶店「可否茶館」が開業したそうです。
コーヒーを1杯2銭の牛乳よりも安い1銭5厘で提供していたが、5年で閉店したそうな。
かれこれ128年前の話ですね。人生1.5周分です。
そんな話を見たら無性にコーヒーを飲みたくなり、いってきました。
ドトール。
たまたま目に付いたので入店。アイスコーヒーをすすりながらふと思いました。
喫茶店の日ということでドトールに来たけど・・・喫茶店?
というわけで違いを調べてみた。
喫茶店とカフェは法律上明確な区別がある!
知ってました?ぼくは知らなかったです。
食品衛生法の第三十五条により、明確に区別されています。
カフェは飲食店営業に分類
カフェは食堂などの一般的な飲食店と同じ分類になり、客に飲食させる営業をする店、という定義です。
以下、第三十五条の一の抜粋
一 飲食店営業(一般食堂、料理店、すし屋、そば屋、旅館、仕出し屋、弁当屋、レストラン、カフエー、バー、キヤバレーその他食品を調理し、又は設備を設けて客に飲食させる営業をいい、次号に該当する営業を除く。)
喫茶店は喫茶店営業に分類
一方喫茶店は、酒類以外の飲み物や茶菓を出す店、という定義です。
カフェと異なるのは、「酒は出せない、料理も手の込んだものはだせない」となります。
以下、以下、第三十五条の二の抜粋
二 喫茶店営業(喫茶店、サロンその他設備を設けて酒類以外の飲物又は茶菓を客に飲食させる営業をいう。)
いやー知らなかったです。
ひとつ賢くなりました。
ちなみに、「喫茶」と名前のつくお店でも、ランチで料理を提供したりするところがありますが、そういったお店は飲食店営業で営業許可をとっています。
お店の名前と、どの営業許可をとっているかは必ずしも一致しないんですね。
喫茶店とカフェのイメージ
余談ですが、ぼくの喫茶店とカフェのイメージは以下の通り。
喫茶店イメージ
サイフォン式でコーヒーを淹れてくれる。
カウンター+テーブル席。
全席喫煙可。
週刊誌がいろいろおいてある。
茶色等の暗めの色で統一された店内。
カフェのイメージ
ハンドドリップ、あるいは、マシン。
テーブル席のみ。
禁煙、あるいは、分煙。
雑誌や新聞など無い。
白等の明るめの色が中心の店内。
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