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インフルエンザに関する雑学

この時期になると大流行するインフルエンザ。
うちの職場でも流行の兆しが。
でもなんで冬だけ?夏の間はどこへ?A型B型C型って?
と疑問がいっぱいでてきました。
そんなわけで気になったことを調べたので、備忘録として。


●インフルエンザはなぜ冬に流行る?

これはよく言われている通り、温度+湿度が関係あります。
インフルエンザウイルスの外膜はコレステロールなどの脂質で形成されています。
低温ではこのウイルスの脂質部分が固化していますが、温度が高くなるとその脂質部分が溶解します。
人の身体に侵入すると体温でその外膜が溶け、体内にウイルスが入り込む=感染となるわけです。
一方、暖かい季節では、空気中にウイルスが飛散した状態で外膜が溶けてしまい、ウイルスが人に感染する前に死滅すると言われています。
出典 : http://www.news-medical.net/news/2008/03/03/35829.aspx

また、(理由はよくわかっていませんが)湿度も低いほうがウイルスの感染を抑止できるようです。更に、普段私たちが利用している%の湿度ではなく、絶対湿度(空気中の水分の含有量)に影響されることが最近わかってきたようです。
出典 : http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=30063937

ちなみに、インフルエンザウイルスが最も繁殖しやすいのが20度以下、湿度20%以下と言われています。
冬の室内はこんな環境であることが多い昨今。節電もあり温度は上げづらいので湿度を上げるのがよさそうです。


●インフルエンザのA型B型C型?

それぞれの型の特徴は以下のようです。
A型
・大流行を引き起こしやすい。
・ウイルスが変異しやすいので免疫ができにくい
・重症化しやすい
・流行が早い(12月〜1月頃)

B型
・流行しにくいが、ときに流行することもある
・ウイルスが変異しにくいので、体内の免疫組織が長期に渡って有効
・流行が遅い(2月〜3月)

C型
・大流行はほとんどない
・一度かかると二度目はほとんどかからない
・症状は風邪程度

インフルエンザの脅威度でいえば、A>B>Cとなる感じです。
A型はウイルスが変異しやすいため、大流行しやすいそうです。
また、A型とB型はまったく違うものであるため、予防接種の種類も違うし、続けてかかることもあるので注意が必要です。

そんな感じ。