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こんな大人になりたかった・・・飄々とした主人公がかっこいいマンガ3選

前回は痺れる!主人公より強くて渋い仲間が颯爽と助けに現れるマンガ3選 - コスパ重視!で、いぶし銀な仲間がでてくるマンガを紹介しましたが、今回は僕が好きな「主人公が飄々としている」マンガを紹介。

少年漫画だと、一般的には主人公が熱血な感じか、もしくは、最初は頼りないけど段々成長していくか、というのが王道な気がします。
が、僕は、「なんかやる気ないけど、締めるときは締める!」そんな主人公キャラが好きです。

普段は飄々としながらも、実はできる、そんな大人になりたいもんです。

●『海皇紀』のファン・ガンマ・ビゼン

海皇紀(45)<完> (講談社コミックス月刊マガジン)

海皇紀(45)<完> (講談社コミックス月刊マガジン)

飄々といえば、真っ先に思い浮かぶのが『海皇紀』。
川原正敏のマンガの主人公たちはだいたいが飄々系だけれど、『海皇紀』は別格です。
帆船の描写も多くて、それがまたかっこいい。
このマンガを読むと、ヨットとかに乗ってみたくなる。

そんなマンガの主人公。
自称「怠け者」ながら、戦っても強い、頭も切れる、仲間にも慕われる。
弱点のないパーフェクト主人公。
パーフェクトな人間になりたいとは思わないけど、あんな大人おったら惚れてまう。

ちなみに、「(実物は)伝説よりもおとなしい」と評されるおっさんもかっこいいです。

●『封神演義』の太公望

封神演義 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

封神演義 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

中国の歴史小説をもとにしているけれど、作者独自の解釈が随所にちりばめられた名作。
太公望の名言は「働くくらいなら食わぬ!!!」
この言葉にも象徴されるように、基本的にがんばらない。
本人の戦闘能力も作中の中で最高クラス、というわけでもないのも相まって、周りの人間をうまく使って、戦っていくタイプ、という印象。
それでも、みんなの性格や特質をうまく組み合わせて、時には策を弄して、まさに飄々と進んでいくさまはみていて気持ちいいです。
そして、時折みせる本気シーン。このギャップが最高。

封神演義は出てくる登場人物は結構多いものの、個々のキャラが立っていて、おすすめのマンガです。
あと、元となる物語もあったせいか、ジャンプマンガにありがちな無駄な引き伸ばしにもあわず、綺麗に終わっているのもポイント高いです。

●『クロスゲーム』の樹多村 光

クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)

クロスゲーム (1) (少年サンデーコミックス)

あだち充作品の主人公は結構飄々タイプが多いように思います。
飄々としてて、でもヒロインのことは気になって、そして野球がうまい。

口では頼りないこといってても、試合では締める、男!
まー僕はぶっちゃけ、各作品あんま見分けがつかないんですが、ヒロインのかわいさでクロスゲームを押します。

他にも、H2やタッチも扱っている題材は野球+青春で、主人公も飄々なので、クロスゲームが気に入ったら読んでみるといいかも。
各作品、題材は同じだけれど、それぞれストーリは全然別物です。

●その他 選外だったマンガたち

他にも、ルパン三世やジャイアントキリングなんかもこのジャンルに当てはまって面白いマンガです。
シャーマンキングは飄々なんだけれど、ちょっと脱力しすぎて、個人的にはちょっと違う・・・・

もっとこういうのもあるよ!とかあれば、教えてください。